2019/02/09 17:51

ファッションも、年齢を重ねるにつれてシンプルでベーシックなものを好むようになります。

しかし、だからと言って人と同じものや無難で良いというわけではない。


シンプル、でも少し変わっているもの。

そんな風に思う方もいるのではないでしょうか。



今回は、メンズカジュアルの基本とも言える白シャツをご紹介します。



日本の職人の熟練した技術を駆使し、素材、パターン、縫製、加工と全て日本製に拘る、「All Made in JAPAN」のブランド。
「KICS DOCUMENT(キクスドキュメント)」


何と言っても、他には見ない『前振り袖』が特徴的。
テーラードジャケットのように袖付けをセットイン(後付け)にすることによって、肩から腕の前方向への運動量が増え、
人間の自然な姿勢や動きに心地よくフィットさせます。



コチラはブランド設立当初から展開する定番「Typewriter Long Tail Shirt」


定番型のロングテールシャツは、 後ろ着丈が長く、前後差のあるヘムライン(裾のライン(形)のこと)が特徴です。(前身頃より約10cm長く設定)

レイヤードしてもバランスが取りやすい万能アイテム。



小振りな襟先は僅かに丸く、黒いボール型のトップボタンや、縦長の胸ポケットはシンプルながらも目を引くデザインです。




第6ボタンとカフスボタンは、レーザーで刻印したというブランドネームが刻まれています。



刻印した後に職人さんが一個づつ墨を入れているのだそう。
ハンドメイドですので微妙に墨の乗り具合に違いがあったりしますが、それが魅力にもなり、温もりも感じられます。

ボタン一つでも大切に扱いたいですよね。




深めのスリットは、パンツのポケットに手を入れる際、シャツ裾が邪魔にならずシルエットも崩れにくいなど、
とても気が配られた設計となっています。



袖のボタンを外して折り返した際にも、シルエットが綺麗に立体的にキープ出来るよう袖のボタン配置が計算されています。

また、剣ポロの縫製も"カンヌキ"と呼ばれる非常に丁寧な縫い付けをしています。



「肩肘張らずに、本当に良い服を着て欲しい。

その着心地の良さから、日本の職人技を感じて欲しい」


「日本には海外に誇れる職人技が沢山あります。それは絶対に絶やしてはいけない大切なもの。

日本の職人技術を守り、継承していく足がかりとなるブランドを目指していく」


そんなブランドの想い。


是非袖を通してみてください。




PUBLIC ROOMは、

『Life with Shirt』をコンセプトに

オフに着る「standard」と「simple but unique」というキーワードを掲げ、国内外のシャツをセレクトしていきます。

是非ともご覧下さいませ。